公民館で村田沙耶香「コンビニ人間」の読書会をやるとのことで、貸してもらい読んだ。
中心人物の二人の男と女以外の「普通の」人は、家族のために育児・家事をする役割・家族のために働く役割に依存している。またそういう「役割を果たしている自分」という自己イメージに伴う安心感もあるだろう。
男の方はそういう「普通の役割を果たせない自分」というエゴで苦しんでいる。
女の主人公の方はそういうエゴはないが、コンビニで働くという役割に依存している。その依存の度合いが強く、依存症という感じ。
女の主人公には、感情移入できなかった。エゴがないからかな?(エゴとはわがままというより広い意味で使っている。「自分は~」「自分が~」という思考・感情)
2016年12月16日金曜日
2016年12月9日金曜日
2016年11月25日金曜日
田舎の脱力感が好き
田舎の外壁が錆びた建物。都会だと、全てキレイで、新しくなければならない。そういうのは息が詰まる。多少錆びていても、機能は果たせる。新しくしても、所詮は古くなるので、適当でいい。田舎のそういう脱力感がほっとして良い。
スーパーのレジなどでの過剰に丁寧で素早い接客が息苦しいとかも同じ感覚。そんなに働かなくても生きていけるという感じにもつながる。
スーパーのレジなどでの過剰に丁寧で素早い接客が息苦しいとかも同じ感覚。そんなに働かなくても生きていけるという感じにもつながる。
2016年10月15日土曜日
近所の野菜直売所のマップ作成
スーパーで売っている野菜、その値段の1割しか農家の取り分はないというのを聞いた。流通が取りすぎだと思う。なるべく直売所で農家から直接買ってみたい。
大体100円~200円で売っている。量が多い。
1軒の農家だけでやっている処が多いので、品揃えはスーパーには劣る。なので散歩がてら複数箇所回るといいと思う。
回るときの忘備録として、近所の直売所のマップを作成してみた。
https://drive.google.com/open?id=11gF7Ou0RORT2A-BOY3Iinxbzjlc&usp=sharing
大体100円~200円で売っている。量が多い。
1軒の農家だけでやっている処が多いので、品揃えはスーパーには劣る。なので散歩がてら複数箇所回るといいと思う。
回るときの忘備録として、近所の直売所のマップを作成してみた。
https://drive.google.com/open?id=11gF7Ou0RORT2A-BOY3Iinxbzjlc&usp=sharing
2016年5月2日月曜日
自動化による生産力向上についての2つのシナリオ
自動化で生産力が向上していき、その分の労働が必要なくなったとき、どう世の中が変わるか。
一つのシナリオは、
生産性向上によりコストダウン、その分の労働力は不要になり失業
→価格競争によりデフレ
→お金が必要なくなる
もう一つのシナリオは、
生産性向上によりコストダウン、その分の労働力は不要になり失業
→生産手段を持つ法人、法人の株主だけが生産物を独占
→失業者は貧困により人口減
→生産手段を持つ法人、法人の株主だけで経済を回す
このシナリオでは、さすがに暴動が起きるのではないか。でも自動化されたポリスに鎮圧されるかも。まだ先の話だが、こういうSFすでに書かれていそう。
一つのシナリオは、
生産性向上によりコストダウン、その分の労働力は不要になり失業
→価格競争によりデフレ
→お金が必要なくなる
もう一つのシナリオは、
生産性向上によりコストダウン、その分の労働力は不要になり失業
→生産手段を持つ法人、法人の株主だけが生産物を独占
→失業者は貧困により人口減
→生産手段を持つ法人、法人の株主だけで経済を回す
このシナリオでは、さすがに暴動が起きるのではないか。でも自動化されたポリスに鎮圧されるかも。まだ先の話だが、こういうSFすでに書かれていそう。
2016年4月28日木曜日
賃労働の仲間と連帯
より少なく消費してより少なく賃労働するのがいいと思っていて、そうしている。
よし少なく消費し、家庭菜園などで自給を広げていけば必要な現金は少なくなる。
しかし現金収入はゼロという訳にはいかないので、賃労働の必要は残る。その部分は個人でやることになる。
現金収入を得る部分での連帯を考える。一つは、仕事を仲間と作って現金収入を得ていく形。
もう一つは、賃労働の職場で仲間を作る形。その仲間と職場での労働運動をしてもいい。また賃労働ではアカン、やはり自分たちで仕事を作らなければアカンとなるかもしれない。そのために、自分の考えを職場で公けにすること。
現実にはなかなか難しいが、そういう方向もあると思った。
よし少なく消費し、家庭菜園などで自給を広げていけば必要な現金は少なくなる。
しかし現金収入はゼロという訳にはいかないので、賃労働の必要は残る。その部分は個人でやることになる。
現金収入を得る部分での連帯を考える。一つは、仕事を仲間と作って現金収入を得ていく形。
もう一つは、賃労働の職場で仲間を作る形。その仲間と職場での労働運動をしてもいい。また賃労働ではアカン、やはり自分たちで仕事を作らなければアカンとなるかもしれない。そのために、自分の考えを職場で公けにすること。
現実にはなかなか難しいが、そういう方向もあると思った。
2016年4月20日水曜日
ひきこもり、ニートの親たちと連帯
ひきこもり、ニート問題を考えるという、市の公民館でできたサークルと関わりがある。そこには当事者はあまり来ない。親とか、当事者をサポートしたいという人が来ている。
オルタナティブな働き方・生き方を親自身がトライするのもいいのでは。自宅利用の起業とか、同じ立場の親同士で地域で起業するとか。年金を貰っている世代ならやりやすいかも。うまくいけばそれに子供を誘う。
自分は親の立場ではないが、そういう人たちと連帯してオルタナティブな働き方ができればと思った。
それとはちょっと違うが、家族で田舎に移住して気分を変え、低コスト・半自給生活をして、子供は山奥ニートのように地域のバイトをやるとかもいいのでは。
オルタナティブな働き方・生き方を親自身がトライするのもいいのでは。自宅利用の起業とか、同じ立場の親同士で地域で起業するとか。年金を貰っている世代ならやりやすいかも。うまくいけばそれに子供を誘う。
自分は親の立場ではないが、そういう人たちと連帯してオルタナティブな働き方ができればと思った。
それとはちょっと違うが、家族で田舎に移住して気分を変え、低コスト・半自給生活をして、子供は山奥ニートのように地域のバイトをやるとかもいいのでは。
2016年4月1日金曜日
現金の収支からみたオルタナティブな経済アクションの分類
①現金支出を減らす
例)シェアハウス、0円ショップ
②自給(=現金支出を減らす+生産)
例)家庭菜園、自家発電
③自分/仲間で仕事を作って現金収入を得る
例)
便利屋、民泊(Airbnb)、白タク(Uber)
ワーカーズ・コレクティブ、コミューン、地域通貨
過剰な利潤、を得ようとする企業。利潤が高い価格によるものであれ、賃金などのコストを不当に抑えることによるものであれ。そういう企業になるべくかかわらずに経済を回す。
モノ・サービスを売る値段、売って得られる利潤が、適正利潤(=コスト+労働の再生産コストに見合う賃金+α)であること。
地域の自由な市場で価格競争が働けば、高すぎる=ぼったくる人からは買わないので自然にそうなると思う。そうならないのは、過剰な利潤を得ようとする企業以外の生産・供給者が少なく、そこから買う消費者が少ないからだ。
その生産・供給者と、そこから買う消費者を増やす。オルタナティブな経済を広げていく。
例)シェアハウス、0円ショップ
②自給(=現金支出を減らす+生産)
例)家庭菜園、自家発電
③自分/仲間で仕事を作って現金収入を得る
例)
便利屋、民泊(Airbnb)、白タク(Uber)
ワーカーズ・コレクティブ、コミューン、地域通貨
過剰な利潤、を得ようとする企業。利潤が高い価格によるものであれ、賃金などのコストを不当に抑えることによるものであれ。そういう企業になるべくかかわらずに経済を回す。
モノ・サービスを売る値段、売って得られる利潤が、適正利潤(=コスト+労働の再生産コストに見合う賃金+α)であること。
地域の自由な市場で価格競争が働けば、高すぎる=ぼったくる人からは買わないので自然にそうなると思う。そうならないのは、過剰な利潤を得ようとする企業以外の生産・供給者が少なく、そこから買う消費者が少ないからだ。
その生産・供給者と、そこから買う消費者を増やす。オルタナティブな経済を広げていく。
2016年3月27日日曜日
ネットを使って生存コストをさげられないか
今はCDを買わなくてもタダでyoutubeで曲が聴ける。まず曲をタダ・オープンにして広め、コンサートなどで利益を得るというビジネスモデル。それに対して、曲をクローズにしてまずCDを買わせて利益を得る従来のビジネスモデル。アーティスト、レコード会社からすれば、以前のビジネスモデルのほうがおいしい・楽な面もあるかもしれない。しかし新しいビジネスモデルが広まりだすと、古いビジネスモデルは成り立たなくなる。タダで聴けないアーティストがいたら、他の似たタダで聴けるアーティストを聴けばいい。
Linuxなどのフリーなソフト。ソフト自体はタダ・オープンにして、そのサポートなどで利益を得るビジネスモデル。これもクローズドなソフト自体を売って利益を得る従来のビジネスモデルを置き換える。ソフト会社からしたら、旧モデルのほうが簡単に儲かるわけだが、新モデルが広まってくれば成り立たなくなる。Windows10もアップデートは無料になった。
企業が自分の商品をタダにするだけではない。タダでもいいから使って欲しいという人が、Linuxを作った。音楽も、タダでいいから聞いて欲しい人がjamendoとかで曲を発信している。そういう贈与の活動が、資本側に影響を与えている面もある。
こういうネットのオープンな性質を利用して、生存コスト(食料・エネルギー・医療etc)を下げることはできないか。できれば、新しいビジネスモデルで古いビジネスモデルを駆逐する形にもっていけるとうまいが。
農家から直接野菜を買うのをネットで推進するとか。流通コストを下げる。
傘を無料で借りることができるスポットを地図で見れるシブカサというアプリがある。@shibukasa
食料などをタダで拾えるスポットを地図で見れるアプリを作ったらどうか。場所の閲覧、投稿ができる。
アプリは、傘アプリを作った人に貰えれば、文言だけ変えればいい。
Linuxなどのフリーなソフト。ソフト自体はタダ・オープンにして、そのサポートなどで利益を得るビジネスモデル。これもクローズドなソフト自体を売って利益を得る従来のビジネスモデルを置き換える。ソフト会社からしたら、旧モデルのほうが簡単に儲かるわけだが、新モデルが広まってくれば成り立たなくなる。Windows10もアップデートは無料になった。
企業が自分の商品をタダにするだけではない。タダでもいいから使って欲しいという人が、Linuxを作った。音楽も、タダでいいから聞いて欲しい人がjamendoとかで曲を発信している。そういう贈与の活動が、資本側に影響を与えている面もある。
こういうネットのオープンな性質を利用して、生存コスト(食料・エネルギー・医療etc)を下げることはできないか。できれば、新しいビジネスモデルで古いビジネスモデルを駆逐する形にもっていけるとうまいが。
農家から直接野菜を買うのをネットで推進するとか。流通コストを下げる。
傘を無料で借りることができるスポットを地図で見れるシブカサというアプリがある。@shibukasa
食料などをタダで拾えるスポットを地図で見れるアプリを作ったらどうか。場所の閲覧、投稿ができる。
アプリは、傘アプリを作った人に貰えれば、文言だけ変えればいい。
2016年3月9日水曜日
生きづらさとは、自由がないこと
生きづらさとは、自由がないこと。経済的に安定すればいい、というだけでなく、自由が欲しい。
何からの自由か。
①利潤追求一辺倒の働き方
資本主義の問題。
自分としては、低消費で最小限賃労働する形で対応。
普通の企業以外のセクターで働く形もある。公共部門、NPO、市民事業。もちろん個別の団体の事情があり、一概には言えない。ブラックなNPO、というのもあるだろう。企業でも、インフラ系は公共部門に近いとか。
一緒に働いて一緒に生活・消費するというコミューンに入ってみるのもいいかも。
自分でしょぼい起業をするのもいい。この場合も、自分としてはまず低消費生活が前提になる。その上で、初期投資、固定費が少ない事業。
②世間の均質性を良しとする価値観
日本的な文化の問題。
昔の村八分とか、空気を読むとか。いい面もあるかもしれない。
これは移民が入ってくれば壊れるのでは。その意味で移民賛成。
③過剰な規制
路上で自由に商売できないとか。行政だけでなく、すぐに通報する世間の問題もある。
上記の世間の価値観の影響もある。
海外では②、③は緩いのではないか。日本の場合①に加えて②、③があるためさらにキツくなっているのでは。
何からの自由か。
①利潤追求一辺倒の働き方
資本主義の問題。
自分としては、低消費で最小限賃労働する形で対応。
普通の企業以外のセクターで働く形もある。公共部門、NPO、市民事業。もちろん個別の団体の事情があり、一概には言えない。ブラックなNPO、というのもあるだろう。企業でも、インフラ系は公共部門に近いとか。
一緒に働いて一緒に生活・消費するというコミューンに入ってみるのもいいかも。
自分でしょぼい起業をするのもいい。この場合も、自分としてはまず低消費生活が前提になる。その上で、初期投資、固定費が少ない事業。
②世間の均質性を良しとする価値観
日本的な文化の問題。
昔の村八分とか、空気を読むとか。いい面もあるかもしれない。
これは移民が入ってくれば壊れるのでは。その意味で移民賛成。
③過剰な規制
路上で自由に商売できないとか。行政だけでなく、すぐに通報する世間の問題もある。
上記の世間の価値観の影響もある。
海外では②、③は緩いのではないか。日本の場合①に加えて②、③があるためさらにキツくなっているのでは。
2016年3月5日土曜日
『鶴見済さんと考えるもう一つの経済』の集い
何かと規制が多く、利潤追求一辺倒の生きづらい世の中。普通と違う生き方は可能なのか?鶴見さんのお話を聞いて話し合い、生きるヒントにしよう!
鶴見さんのTwitterのプロフィールより:
ライター。最新刊は『脱資本主義宣言』。消費や生産や成長を強いるこの経済の仕組みに反対。少なく稼いで、稼ぎを公平に分け、のんびり生きられる社会に賛成。自然農も実践。
他の著書に『完全自殺マニュアル』や『檻のなかのダンス』など。より楽な生き方を相変わらず考えている。
お話の内容(予定):
生きづらさ問題や経済至上主義・グローバル経済の害について
0円ショップ(下の写真:鶴見さんらが国立で開催している不要品をタダで放出するイベント)、
贈与などのオルタナティブな経済活動
●日時
平成28年3月27日(日 ) 午後3時~5時
定員30人位・申し込み不要・先着順
●参加費
500円
●場所
ひばりが丘図書館・講座室
西東京市ひばりが丘一丁目2番1号
西武池袋線ひばりが丘駅南口徒歩1分
●お問い合わせ先
主催:ナマケモノの集い@西東京市(https://twitter.com/okaneirazu)
メール
鶴見さんのTwitterのプロフィールより:
ライター。最新刊は『脱資本主義宣言』。消費や生産や成長を強いるこの経済の仕組みに反対。少なく稼いで、稼ぎを公平に分け、のんびり生きられる社会に賛成。自然農も実践。
他の著書に『完全自殺マニュアル』や『檻のなかのダンス』など。より楽な生き方を相変わらず考えている。
お話の内容(予定):
生きづらさ問題や経済至上主義・グローバル経済の害について
0円ショップ(下の写真:鶴見さんらが国立で開催している不要品をタダで放出するイベント)、
贈与などのオルタナティブな経済活動
●日時
平成28年3月27日(日 ) 午後3時~5時
定員30人位・申し込み不要・先着順
●参加費
500円
●場所
ひばりが丘図書館・講座室
西東京市ひばりが丘一丁目2番1号
西武池袋線ひばりが丘駅南口徒歩1分
●お問い合わせ先
主催:ナマケモノの集い@西東京市(https://twitter.com/okaneirazu)
メール
2016年1月17日日曜日
タダで労働力を融通し合う
0円均一という、不要品をタダで放出するのに使うロゴを作っている人が近所にいる。
http://www.takashimaryozo.jp/zero/
0円ショップといって、不要品を持ち寄ってタダで放出するのをイベントとして集まってやっている人たちもいる。下は国立でのゼロ円ショップの様子の動画。
https://www.youtube.com/watch?v=YsqzbfZ1DEE
0円均一の概念を、モノだけでなくサービスの分野まで拡張する。すなわち、タダで労働力を融通し合う。家庭菜園をお互いに手伝い合うとか。そういう方向も模索してみたい。
タダで労働力を融通し合うと、お金のやりとりは発生しないので、GNPは上がらないわけだが。
タダで労働力を融通しあう、という方向の一つの実現形態が新しき村などのコミューンだ。外部とのモノ・サービスのやりとりはお金を使っているが、内部での賃金のやりとりはない。新しき村では、各自が自由に使える「個人費」も支給されていたが、全員一律の額で、賃金とは性格が違う。外部とのやりとりで生じた余剰金を内部で平等に分配する形だ。
コミューンだと、一緒に住んで毎日一緒に働くことになる。(新しき村を見学した時は、メンバーは別々の家に住み、作業も大体個人作業だった)。
そういう密な連帯ではなく、ヒマなときに気軽に労働力をタダで融通しあうみたいな緩い連帯もあっていい。
http://www.takashimaryozo.jp/zero/
0円ショップといって、不要品を持ち寄ってタダで放出するのをイベントとして集まってやっている人たちもいる。下は国立でのゼロ円ショップの様子の動画。
https://www.youtube.com/watch?v=YsqzbfZ1DEE
0円均一の概念を、モノだけでなくサービスの分野まで拡張する。すなわち、タダで労働力を融通し合う。家庭菜園をお互いに手伝い合うとか。そういう方向も模索してみたい。
タダで労働力を融通し合うと、お金のやりとりは発生しないので、GNPは上がらないわけだが。
タダで労働力を融通しあう、という方向の一つの実現形態が新しき村などのコミューンだ。外部とのモノ・サービスのやりとりはお金を使っているが、内部での賃金のやりとりはない。新しき村では、各自が自由に使える「個人費」も支給されていたが、全員一律の額で、賃金とは性格が違う。外部とのやりとりで生じた余剰金を内部で平等に分配する形だ。
コミューンだと、一緒に住んで毎日一緒に働くことになる。(新しき村を見学した時は、メンバーは別々の家に住み、作業も大体個人作業だった)。
そういう密な連帯ではなく、ヒマなときに気軽に労働力をタダで融通しあうみたいな緩い連帯もあっていい。
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