2015年12月28日月曜日

低消費生活=DIY+節約

低消費生活は、DIYという面と、節約の面がある。
DIYは自給率を上げることでお金への依存を下げること。
節約は消費を抑えてお金への依存を下げる。欲求を抑えて節約する、工夫して無駄を省いて節約する、持ち物を共有することで節約する等がある。

●DIY
お金は社会的分業の手段でもある。個人レベルでの自給率を上げれば、お金=分業への依存度は減る。

例えば、食事。
出来合いの惣菜や外食でなく自炊すれば、加工部分を自給している。
さらに野菜を近くの農家に出向いて直接買えば、流通部分を自給している。
さらに野菜などの材料を自分で作れば、材料部分を自給している。
さらに野菜を育てる肥料を自分で作れれば、ほぼ全てを自給することになる。

小さなことでは、風邪位は医者にいかずに自分で生姜汁(生姜+レモン+はちみつ。生姜には抗菌作用がある)でも飲んで治すとか。材料自体は買ってくるとしても、治療行為を自給したといえる。
もちろん歯が痛いときに歯医者に行くとか、自給が難しい所はお金を使って、社会的分業に依存することになる。

●欲求を抑えることで節約
断捨離とか、シンプルな生活指向にも通じる。
我慢しすぎると当然苦しい。歯が痛い時は歯医者に行くべきだ。

●工夫して無駄を省くことで節約
歯医者でも、高くつく歯医者と安い歯医者がある。高齢の医師が少人数の歯科衛生士のお姉さんとやっている所は安いみたい。レントゲンを撮るにしても小さく撮るとか。いい例えではないかもしれないが、なにも考えずいつもの歯医者に行くより、別の歯医者にも行ってみる。実際は今年は歯医者へは行かずに済んだけど。
生活の中で普段のやり方を踏襲せず、いろいろ考えて別のやり方を試行錯誤するのが、工夫だ。

●持ち物を共有することで節約
シェアハウスなど。
生産手段を共有し、一緒に働いて一緒に消費・生活するというコミューンという形態もある。

このように整理してみると、お金を使うこと=社会的分業に依存することに対して意識的になれる。
自分にとって無理のない自給/分業のバランスを探す。
ある人がお金を稼いでいないとしても、実は自給の分野で一生懸命働いているのかもしれない(笑)

DIYや工夫による節約はクリエイティブな行為であり、面倒な面もあるが、楽しいことも多い。低消費=我慢というイメージは払拭していきたい。

0 件のコメント:

コメントを投稿